皆さん、元気ですか?
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が7日、緊急事態を宣言しました。
対象は東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の各都府県。
皆さんの会社はどうですか?
私の会社はこの緊急事態宣言を受けてにわかに慌ただしくなりましたよ。
それまではマスク着用、オフィス内の換気、手指消毒の徹底などが叫ばれていましたが、宣言後は大人数が集まる会議、出張などが中止となりました。
そして部署ごとにようやくテレワークが始まりました。
しかしもう仕事なんてどうでもいい!
新型コロナウィルスに感染して自宅待機中に重症化して命を落としてしまうという恐ろしいニュースを受けて少し感想を書きます。
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新型コロナウィルスに感染しても治療してもらえない恐怖!
もう何が怖いってこれですよ。
テレワークが始まり、なんだか慣れない平日が続いているわけですがそんな最中に飛び込んできた衝撃のニュース。
清水建設の自宅待機社員、PCR検査後に容体急変し死亡…死亡後に陽性判明
清水建設は13日、東京都内の建設現場で働いていた社員3人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち50歳代の男性1人が死亡したと発表した。感染防止を強化するため、緊急事態宣言が発令された7都府県で施工中の500の現場で、原則、工事を停止することも明らかにした。
清水建設によると、死亡した男性は4月3日に発熱があり、7日から自宅待機となっていた。PCR検査を受けたが、容体が急変して死亡。死亡後の13日になって陽性が判明したという。
引用:読売新聞オンライン 2020/04/13 21:04
多分これ、誰もが潜在意識の中に抱いていたものなんじゃないでしょうか。
そして、この「治療をしてもらえないかも・・」という絶対的な恐怖心こそが今、世界中をがんじがらめにしているこの見えない敵の正体なんでしょうね。
それでもまだ「少したちの悪い風邪のようなものでしょ!」と高をくくっている人もきっといることでしょう。
おそらく身近にその恐怖を感じないと理解できないんでしょう。
幸いというとおかしいですが、私は娘が発熱して救急車で搬送されるという経験をしました。
その際の、医療現場の対応のもどかしさがあるからこそ今の状況の深刻さ、怖さを身近に感じる事が出来ます。
いやあ、本当、とんでもない事態なんだと思います。
新型コロナウィルス、じゃあ私達はどうしたらいいの?
私は今、ラッキーなことにテレワークにシフトチェンジが出来ています。
もちろん、営業職なので本当の意味では本来の仕事の半分も出来ていないのが実情です。
でも、もうそんなことどうでもいいんですよ!
とにかく電車に乗りたくないし、出来る限り外出は控えたい。
自分も感染したくないし、家の中に持ち込みたくない!
あのね、本当に仕事なんかどうでもいい。
もうそれくらいの状況だと感じますよ。
とは言っても働かなくては生活していけない。
家族を養っていけない。
そうですよね。
でも、それも命あっての話です。
もし、もしですよ。
会社があまりにも不誠実で社員の健康を考えないようなら真剣に考えなければいけないです。
ほとんどの人が軽症といっても急に重症化する人もいるわけです。
正直言って私は50代ですしもし重症化したら・・
呼吸困難になったら・・
多分、救急車が来るまで持ちこたえる自信、無いです。
だから、絶対感染しちゃいけないんです。
そうです、私達が出来る事は感染しないこと!
そのために出来る限り家に居る事なんです。
会社辞めてもいいよ、と言ってくれた奥さん
時差出勤、テレワーク・・
なかなかそんな具体的な対策を打ち出さなかった私の会社。
今はようやく緊急事態宣言を受けて急ピッチに動き出しましたが・・
まあ、タイミングはともかくそれだけでも良心的な会社だと心から感謝しています。
そんな会社がなかなか動かなかった時に、仕事中の私に奥さんからラインが届きました。
「お疲れ様!コロナ感染のストレスと仕事のストレス!いつもありがとう!」
「○○ちゃんが感染と仕事がストレスだったら辞めてもいいよ。」
「健康だったらなんとかなる!」
この時期の私は、電車通勤の私に対する奥さんからの執拗な感染への不安や、感染により窮屈になっていた日常の仕事への不満がかなり大きくなっていました。
そんな私を見かねて、こんなラインを送ってくれたのでしょう。
もちろん「まだ大丈夫!退職金を満額もらえるまでもう少し頑張るよ!」と返信しました。
嬉しかった。
ちょっとだけ、いやかなり心が軽くなった気がします。
奥さんがここまで考えてくれたということは逆に言えばそれほどまでにこの新型コロナウィルスはやばいということです。
うん、絶対に感染してはいけない!
今、普段と変わらず出勤して仕事に励んでいる方も大勢いる事でしょう。
また私と同じように自宅待機やテレワーク中の方もいるでしょう。(ちなみに私は有給休暇と半日休などを適度に使用しています。)
まずはなにより自分の身体、家族の健康を優先にしましょう。
残念ながら国も自治体も私達を守ってはくれません。
本当、情けなくて悔しい気持ちでいっぱいですよ。
この気持ち、絶対に次の選挙まで持続させなきゃいけない!
私のようにもうあと数年で定年という立場ではなくこれからお金がいっぱいかかるという働き盛りの人は本当、我慢するしかないと考えてしまうことでしょう。
それでも、生きていればこそです。
もうそれくらいの危機感を持たなければいけないんだと考えています。
生き抜きましょう!
以上です。